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皆様、どうも春M3お疲れ様でした!
当日はたくさんの人にお越しいただき、作品が旅立っていったと共に、久しぶりにお会いする人が多くて、とても楽しいイベントでした。
心なしか、前回よりも人が多かったような気がします。また、色々と差し入れを頂き、ありがとうございます。家でぼちぼちと食べており、一人暮らしの私は非常に助かっております(何

イベントの様子とかは実際のところあまり書いても誰が読むのかというところもあるので、折角なので今回の新譜のセルフライナーノーツを書いていこうと思います。それでは暇な人向けにはじまりはじまりー。




アルバムの着想は相変わらず本から来ていることは、今までうちのサークルにつきあってくださってきた皆様だと、なんとなく想像できるかと思うのですが、今回は、「自生の夢」と「グラン・ヴァカンス」を読んだときのイメージを曲に落とし込むという形で作りました。上記作品に関わらず、飛浩隆さんのSFはどの作品も素晴らしいので、SFに興味ある方は是非触れて欲しいなと思います。世界の在り方が凄い歪んでいて、逆に美しい、みたいな、なかなか形容しがたい何か、があるように感じてます。個人的に、「シンセミア」阿部和重を読んだ時となんとなく感じは似てるけど、そこから濾過してより純粋な結晶にしたような、そんな感じ(この書き方で判る人がいるかどうかはよくわからない。)。

毎回、作るアルバムについては、キャッチーな感じでエレクトロニカをこっそり聞かせようみたいなスタンスで作ってたりするんですが、今回についてはキャッチーな曲がほとんどなくって、一言では形容し難い曲が揃っています。結構、聴く難易度が高いアルバムなのかなと、個人的に思ってます。スカッとするような内容でも無く、さっぱりと一言で言えるような感じでもなく、何かが渦巻いている、みたいな、全体を通して聴いたときに、なんとも言えない感情を表現出来ていればと思っています。言葉にはし辛いけれども、直接感覚に訴えるような形に仕上がっていれば、これ幸いです。
それでは、各曲について、それぞれ触れていこうと思います。(長いので分割して載せていきます。後、書き殴っているだけといえばだけなので、余り意味の無い文章になっていることを予めご容赦くださいm(_ _)m)

1 Start
世界の終わりと始まり、というところでお話は始まります。止まっていた時間が良くも悪くも動き出す、それがたとえ救われないお話であっても。諸行無常。

2 AmbiguIty
この曲については、グラン・ヴァカンスをイメージして作っています。歌詞が凄いつくりこまれているのですが、注釈が無いと意味をとるのが難しいかなというところがあるので、こっそり一部分を載せます。原典を読むとなんとなく意味が取れるやもしれないです。
・"掛け替えの無い唯一のアイ"
  「もともとは区界の制作者がデザインした感情だったにしても、
それでもぼくらのかけがえのない真正な感情なのだ」
・「いつか一緒に」
  「いつか一緒に死にましょう」
  「いつか一緒に死ねるときが来るわ」
・分岐(歌詞内:みち / 本来:ぶんき)
  「決めろ。『しかたがない』ことなど、なにひとつない。選べばいい。
  選びとればいい。だれもがそうしているんだ。
  ひとりの例外もなく、いつも、ただ自分ひとりで、決めている。
分岐を選んでいる。他の可能性を切り捨てている。泣きべそをかきながらな」
・最期の科白
  「最期の言葉は―――そうだ、あの蜻蛉にかけてやったのと同じ科白」

3 そして灰になる
こちらは「自生の夢」の作品をテーマに作られています。10minimalさんが上手く読了感を再現してくださっています。内省的な、幻想的な、形容し難い感情が、色々渦巻いていて、ピアノの音がなんとも、もの悲しい気分にさせてくれます。マスター音源をチェックしているとき、私はコーヒーを飲みながらこの曲を聴くのが楽しみでした。是非皆様も、紅茶かコーヒーか飲みながら聴きましょう。

4 Spider
グラン・ヴァカンスといえば蜘蛛でしょう、みたいなイメージがあるのですが(ジャケットのメインを飾る程度に)公正というか、抗い難い何か、を表現したつもりです。音については、声をいじってみたり、ノイズをいれてみたり、ビートをドゥンドゥンならしてみたり、あまり普段やらない作り方をしてます。個人的には、休日に散歩しながら無心で歩くとき用のBGMとかに向いている気がしています。

5 祝福の詩
こちらの曲も、もの悲しい感じになっていて、流石は10minimalさん、という曲に仕上がってます。なんか所謂「ガオー食べちゃうぞー」的な感じじゃなくて、内省的な感じの怪物です。人は誰しも心の中に怪物を飼っているとかいないとか、少なくとも裏表くらいはあるんだと思います。コーヒーにはドーナッツが合いますが、そんな感じでティータイムに是非流しましょう。
あんまり関係ないですけど、グラン・ヴァカンスとけものフレンズはたまに言及されてたりしますね。けものフレンズがグラン・ヴァカンスみたいな世界観になってたら、ほのぼのどころか、絶望しか無いアニメになってそうなので、個人的には余り関係は無いのではなかろうかと思っています。

6曲目以降については、また後日に書こうと思います。ではではー。
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Yuy

Author:Yuy
同人音楽の辺りで活動しているYuyのブログです。新譜の情報やなんとなく思ったこと等を書いていきます。

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